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トピックス詳細

● いま、この人 紀の国屋 代表 獺庭大輔 さん

(2020/03/17)

事業継承とこれまでの経緯

獺庭さんは学校を卒業後、20歳で神戸の会社に就職。しかし、就職してわずか2ヵ月後に父親が急死したため、3ヵ月の会社員生活を終えて地元(相馬)に戻り、紀の国屋の2代目として後を継ぎました。
戻った当初は「若い時こそ大いに聞いて学べ!」の精神で商店街振興組合に入り、地元の商店街の方々から商売について教わっていきました。また、同友会には20代のときに入会し、同友会や商工会議所の行事にも積極的に参加。その中で北洋舎クリーニングの高橋美加子さんに出会います。
取引先のクリーニング会社が突然倒産し、取引先の商品も抱えたままで、獺庭さんが大いに悩んだ頃がありました。そのときに高橋さんとの出会いを思い出し、高橋さんの名刺を取り出して電話をかけ、様々な条件の上でクリーニング取次として取引成立し、順調に業績を回復させました。
震災以降は、地域をより良くしていきたい思いが一層強まり、「そうま食べる通信」のメンバーとして、地元の食材に携わる生産者や食材を通し地元の魅力を対外的に発信していく活動も行っています。

そして、昨年11月に相馬市議会議員選挙に立候補!

立候補したきっかけは、4年前の選挙で若手の仲間が立候補し手伝いをしていたとき、70代の新人2人と票数を争っていた現実を目の当たりにして、「若い人も立候補していかないとこの先はないのではないか」と思ったからだそうです。自分自身が立候補するところまで中々踏み切れずにいましたが、相馬市を良くしていきたいという想いは強まるばかりでした。そしてついに、会社と家族を必死に説得して立候補を決意し、最年少新人候補者でありながら3位の票数を獲得し当選しました。

市議会議員と経営者の両輪を担う中で

市議会議員になって約3ヵ月が経過し、平日市議会、土日仕事という生活スタイルを目指している中、今年3月にクリーニングの新店舗をオープン。2名の社員さんを採用し、来年1月には法人化に踏み切るそうです。「社員のことを考えると、不安な思いにさせたくないし、安心できる環境をつくっていきたい」「同友会のグループ討論のように、自分の中にインプットしたものをどれだけ社員にアウトプットし伝えられるかどうか、同友会での学びがより重要になっていくので、今後も積極的に参加していきたい」と語る獺庭さん。
今回の取材には、選挙のときに獺庭さんの後援会長をつとめた小幡広宣さんと、写真撮影で星写真舘の西村昌也さんも駆け付けました。取材時の内容もそうですが、人と人とのつながりが今の獺庭さんを支えているのだと感じます。相馬を心から愛し、地域と会社をより良くしていきたい情熱が凄く伝わった取材でした。

▲会社外観

獺庭さん






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