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● いま、この人 イナムラ物産 稲村 恵一朗さん

(2017/09/07)

屋号を途絶えさせたくなかった!  今年度から会津地区の専務理事を務められている稲村恵一朗さん。松﨑会長の女房役として、役目を果たされています。
自社のイナムラ物産は、会津の伝統産業の一つ、漆器に関わる仕事を家業とされています。漆器問屋に就いていた実父が1980年に独立され、イナムラ物産を創業されました。恵一朗さんが5歳の時だったそうです。成人し社会人となっても両親からは、後継者への要望はなかったそうですが、「折角、屋号があるものを途絶えさせたくない!」と自ら決心し、2004年に帰郷され、ご両親と一緒に仕事に従事されています。
ご両親を尊敬されているという恵一朗さんの優しい心根は、人との繫がりを大切にされている同友会活動からも感じ取れ、自身の座右の銘「一期一会」の言葉にも頷けるところです。

会津塗、再び!
漆器が製品となるまでには幾つもの工程を経て仕上がります。木地師から塗り師へ、そして蒔絵師に委ねられ、商品になります。こうして職人さん達が分業で関わるので、大きな家族にも値する程に信頼関係で保たれています。様々な技術が相俟って完成する、まさにチームワークの成せる技なのです。
昨今は、会津塗が隆盛を極めた頃とは異なり低迷しています。人手を増やすためには、安定収入となる業界にしていくのが目標だと話す恵一朗さんは、今秋社員さんと二人、新規開拓を目指して販路拡大実現のために一路九州へ。初体験となる九州への営業は、期待と不安が交錯しているそうですが、チャレンジ精神が心を躍らせます。

次世代に繋げたい!
昨秋、地元高校の文化祭で会津塗の体験学習を催し、次世代に向けた普及活動に取り組まれました。(2016年11月号かざぐるまに掲載)
「会津塗は、実用的な器として愛用されてきました。地元の人に日常品としてどんどん使ってもらいたいですね。以前は引き出物としての注文が多々ありました。再びの喜びが得られるよう、作り手側も消費者の皆さんに必要とされる商品開発を目指したいと思います」
仕事にも、同友会活動に於いても、自分の可能性に挑む稲村さんです。

▲1頁稲村恵一朗(表紙)   稲村さん3

 

▲10頁①引き出物に喜ばれるペアグラス

▲10頁②引き出物に喜ばれるペアグラス






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