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活動報告詳細

● ケナフから生まれる未来素材
 ~バイオナノカーボン・バイオナノセルロースの可能性~
  講師 ㈱ハート・プラザ 代表取締役 高久俊秋氏

(2021/09/08)

7 月15 日(木) 7月例会は15日、レストラントレビで、オンラインとリアルのハイブリット形式で行われました。ご講演いただいた㈱ハート・プラザの高久氏は、喜多方市の岩月町で、主に微生物農法による農業支援事業を行ってきました。しかし震災による原発事故をきっかけに、汚染と風評で苦しむ福島の農業を何とか救えないだろうかと、放射能を吸収しないケナフの特性に着目。そこから植物由来のナノカーボンを抽出する技術を開発し、2018年世界初の特許を取得。2020年には、地域産業資源活用事業計画で、農林水産省東北農政局と経済産業省東北経済産業局からダブル認定も獲得し、現在大手企業数社とバイオナノカーボンとバイオナノセルロースを工業製品の原材料として共同開発中とのことでした。
時折出てくる数字のケタに、大手と関わる次元の違いに驚きましたが、印象的だったのが公益資本主義なる思想で、社会の公器である会社が、正しい方法で利益を上げ、株主・社員・取引先・顧客・地域社会に公平に分配する考え方で、福島県の企業が地元でケナフの加工工場を行うのであれば、特許はオープンにするとの言葉に、目先ばかりを追っている己を反省した次第です。
少し専門的で難しい部分もありましたが、SDGsの意識が高まる今、可能性を強く感じ、また地元にこれだけの技術を持つ事業所があったのは驚きでした。新しい分野に挑戦する姿勢にも大変刺激を受けた例会でした。

高久俊秋氏

高久俊秋氏






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