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活動報告詳細

● 今だからこそ、俺の話を聞け!
   講師 歴史小説家 中村彰彦氏

(2021/10/04)

9 月1 日(水) 歴史小説家、中村彰彦先生にて「今だからこそ、俺の話を聞け!」歴史のリーダーに学ぶ経営学と題して発表していただきました。中村先生は1994年「二つの山河」で直木賞を受賞。その他多くの作品を手掛けてらっしゃいます。その中でも会津藩の歴史についての作品が数多くあります。今回は会津藩の歴史上のリーダー・初代会津藩主・保科正之のお話をしていただきました。
保科正之は農民を苦しめていた年貢率を下げ、藩士たちへの俸給である米の渡し方を変えたそうです。今まで上級藩士は米をもらうのでなく「知行取り」といって知行所として農地をもらっていました。その知行所内で年貢高を勝手に高くして農民を苦しめることができたそうです。保科はこれを廃止し、集められた年貢米を全て一旦、藩の米蔵に入れて、そこから藩士たちに蔵米として分配したそうです。
また、米蔵に大量に米を貯えておき、凶作や飢餓に備え、飢餓の年には餓死者がでなかったのもこの制度のおかげだそうです。身分男女を問わず、90歳に達したものには1日5合を与える国民年金制度を作りました。
さらに子供の間引き禁止や医療制度を充実させました。その結果、会津藩の人口は爆発的に増え、労働力が増加し藩も潤ったそうです。
今回の発表をうけ、今のコロナ禍こそ先人の知恵を借り苦境を乗り越えていきたいと感じました。

講演する中村氏

講演する中村氏






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