
2007(平成19)年9月以降に大学、高校等を卒業し、現在未就職の皆さん(2011年春の卒業生も含む)を対象として、 福島県内の中小企業で研修生として6ヶ月〜2ヶ月の間、いわば社員の見習い研修を行い、半年後の採用をめざすしくみです。
私たち福島県中小企業家同友会としては、福島県中小企業団体中央会からの要請により「地域に人材を残す」運動として、 会員企業のパワーアップ、地域の雇用の底上げを目指す立場から、2010年から2011年にかけて、このプロジェクトを受託して実施しました。

私たち同友会としては、教育的意義を持ち、採用とは切り離して考えるべきの「インターンシップ」ではなく、実質的に採用と一体となった「社員としての半年間のお試し制度」と してとらえ、地域の雇用の担い手としての責任ある企業づくりと一体となった形で本事業を進めていきたいと考えています。


◆ 私たちは本プロジェクトでの研修生は、いわば正規の雇用契約を半年先送りした「お試し社員」と位置づけます。
したがって、研修生の決定に際しては社員の採用に準じて厳しく選考を行いますし、研修生には新入社員に準じた教育カリキュラムをもとにステップアップして研修を行います。 半年後に必ず採用することをお約束するものではありませんが、研修生・企業側ともに半年の間でお互いに相性を確認し合うことができる場としての研修と考えています。
◆ 新卒採用にチャレンジしてみたい企業は少なくない!
中小企業にとって、新卒の「採用」となると、高い離職率の問題もあって相当慎重にならざるを得ません。こうして新卒採用の意欲はそれなりにあっても、なかなか踏み切ることができなかった中小企業。そんな企業にとって、この制度を利用することで、新卒が採用できるような体質の企業へのレベルアップをめざします。
◆ 研修生の募集
研修生の募集については、2011年7月をもって終了しました。
◆ 研修生受け入れ企業
福島県中小企業家同友会会員企業(約1700社)で、本事業の趣旨に賛同した企業を募集し、40社ほどが研修生の 受入をめざしました。(企業の募集は2011年6月までで終了しています。)
☆働きやすい企業づくりのための「経営指針セミナー」、「就業規則・給与規定づくりセミナー」(仮称)なども開催し研修生と共により良い会社づくりへと挑戦します。
◆ 同友会としての求人に関する考え方
※新卒者就職応援プロジェクトの実施にあたり-「同友会の見解」〜地域を支える中小企業の立場として〜 (PDF文書:54KB 別ウィンドウで開きます)
※2010年7月6日新卒雇用要請を受けて.pdf
※高校生の就職・求人に関する同友会の見解(郡山版)03
※同友会のインターンシップへの取り組み方
※同友会の地域の人材育成への取り組み方



