【新支部の誕生】南会津支部
同友会から地域貢献を胸に!

 4月11日、下郷町内の「下郷ふれあいセンター」で設立総会が開催され、県内11番目となる南会津支部が誕しました。
 南会津は福島県の南西部に位置し、人口は2万2千人、下郷町、南会津町、只見町、檜枝岐村の4町村からなります。古くは奥会津として親しまれ、旧幕府時代は天領として統治され、「御蔵入」と称されました。その為、江戸からの政治・経済・文化の流入が盛んであり、歴史的文化遺産が継承されてきた地であります。また、酒蔵や木工品などの伝統的な産業が盛んな地域です。

仲間と共に満を持して設立

設立総会では地元南会津支部の新会員のほか、齋藤記子会長・曽根佳弘代表理事・藤田光夫相談役をはじめとする県役員や隣接する会津支部会員が出席し、南会津支部の設立を祝いました。まず、齋藤記子会長から「同友会では、老若男女同等に意見を言い合い尊重し合える。また、学んだことを実践していく。そして社長として高まり、地域の経済活性化に繋がっていく。」とあいさつがありました。支部長に就任した渡部一(わたなべはしめ)さん ㈲マルヨ建匠代表取締役は設立の準備をしているときから「同友会に入って自分や仲間の企業の学びとなることも勿論大切だが、同友会を通じて地域に貢献していってこそ会津魂の見せ所」と熱く語っておりました。当日も「声を掛け、本日集まってくれたメンバーであれば、南会津支部として頑張っていける。今後は他支部に負けない同友会の組織をつくっていきたい」と抱負を述べ、新しい息吹をもたらすスタートを切りました。
 記念講演会では、藤田光夫相談役 藤田建設工業㈱取締役会長が、『同友会での学びと企業変革~強靭な経営体質づくりを仲間と共に~』をテーマに「社長が会社の進む方向を決めていく。小さな町からでもやればなんとかなる」と話しました。
 県内第11番目の新生南会津支部は、県内10支部の同友会の仲間たちから熱いエールを受けながら帆走していきました。