あだたら支部 2月例会

超縮小市場の中で挑んだ世界線
~唯一無二の中小企業を目指す、新たなチャレンジ~
報告者 ㈱山吉 代表取締役 山吉隼人さん(郡山支部)
2 月15 日(木) あだたら支部2月例会は「同友会を知る会」を兼ねて開催し、郡山支部会員の山吉隼人さんより経営体験報告をいただきました。当日は地元青年会議所の若手メンバーをはじめ7名のゲストに参加いただき、全体で30名弱の参加がありました。
山吉さんが経営する㈱山吉は、鮮魚の仲卸として世界中から届く天然の生マグロを取り扱っている会社です。山吉さんのお父様が創業し、山吉隼人さんは1999年に帰郷し入社、2017年に社長就任しました。
新型コロナウイルスによる売上減少、社員の離職で、出口の見えない暗闇のトンネルへ入ってしまった時、10年ビジョンに掲げていた「魚食文化の継承」を目にし、もう一度奮起。2022年5月、事業再構築補助金を活用して飲食業という別業種を始め、直販店「マグロノキワミ」をオープンします。
山吉さんの報告からは、社員との毎日のコミュニケーション、同友会で仲間たちと経営を語り合うことの大切さを学ぶことが出来ました。「魚食文化の担い手」として、一次産業を取り巻く現状と業界の常識を変えるべく想いを共有し、社員と共にチャレンジしている姿に参加者の皆さんは感激していました。
懇親会では山吉さんと社員さんによるマグロ解体ショーが行われ、美味しいマグロに参加者は舌鼓を打ちました。