いま、この人 渡辺啓治さん 渡辺エコサービス(株)代表取締役

産業廃棄物収集運搬業・中間処理業を営む渡辺エコサービス代表取締役の渡辺啓治さんは本年度から、県代表理事(浜エリア担当)に就任しました。
あらゆる最新技術を駆使し、時代を捉えた事業を展開
社業の渡辺エコサービスは令和元年に、いわき市泉町大剣地区にある約4000坪の敷地に本社を移転。同時に中間処理業の許可を取得し、敷地内に「念願だった」と語るリサイクルプラントを建設しました。現在同プラントを活用し、建設現場などから出る無機汚泥の造粒固化、飲食店などから出る有機汚泥の堆肥化処理などを行っているといいます。造粒固化した製品は、再生路盤材や再生砂として活用されており、SDGsが一般的認知度を上げていくエコ志向の流れの中で時代を捉えた事業として注目を集めています。「災害復興も一段落し、現在はバイオマス発電所から出た煤塵(ばいじん)を造粒固化した製品に注力していますが、バイオマス発電「後」の処理対象物をどうするかがこれからの課題です」と今後の見通しについても述べてくれました。

同友会を大いに〝活用〟しましょう!
県代表理事については「浜エリア全体で見れば、地域の距離が遠い部分はあります」としながらも「より共に、より関係を深めていくために尽力したい」と笑顔を浮かべ、会社も隣接する高崎文孝いわき支部長との連携を中心に、浜エリア全体の活性化を目指していきたいと力強く語ります。同友会についても「やればやるだけ、活動すれば活動するだけためになる」と評価した上で「同友会をどんどん利用してほしい。人との繋がりを作り、仕事に活かしてほしい。そんな部分もどんどんPRしていければ幸い」と語って下さいました。
趣味が元気の源
1999年の同友会いわき支部設立当初からのチャーターメンバーでもある渡辺さんは、同友会いわき支部の躍進と共に経営者としての資質を磨いてきました。そんな渡辺さんの趣味は車とゴルフです。社長室に入った瞬間に目に入るのは、コレクションラック収納された沢山のミニカー。元来の車好きと語り、「日本車が好きで、学生時代はモーターショーを巡っていたんです」と語り「現物は買えないけどね」と、一瞬見せた温かな笑顔が印象的でした。
