いま、この人 9月号
多彩な専門性を生かし
地域と人を支える
安部和夫司法測量事務所
行政書士安部事務所 安部 和幸さん
白河支部より、安部和夫司法測量事務所・行政書士安部事務所の安部和幸さんをご紹介します。
事業所と歩んできた道
安部さんは、司法書士、土地家屋調査士、行政書士の3つの専門分野を扱う事務所で、行政書士として各種許認可申請や登記業務を担当しています。父・安部和夫氏が創業した事務所をともに支えながら、地域に根差した幅広い業務に携わっています。
大学卒業後は東京で過ごしましたが、26歳から27歳の頃に地元へ戻り、父とともに事務所で働き始めました。その後、大学時代に知り合った奥様と結婚し、現在に至ります。現在の事務所は、登記や測量、各種許認可申請など、多様な相談に対応する「何でも屋さん」のような存在として地域を支えています。

同友会との出会い
安部さんが福島県中小企業家同友会へ入会したのは2019年頃。青年会議所を卒業した後、同年代の仲間から声を掛けられたことがきっかけでした。当初は「付き合い半分」の気持ちで例会へ参加していたと言います。
入会後しばらくは、誘われた時に参加する程度でしたが、委員長などの役職を任されるようになったことで活動への関わりが深まっていきました。
安部さんは同友会について、「無理をして参加する必要はなく、自分が学びたい時に学べる自由さがある」と語ります。自らの意思で参加し、自ら学ぶという同友会らしい風土に魅力を感じているそうです。
拡大委員長としての挑戦
現在は白河支部の拡大委員長として活動しています。
委員長として最も感じているのは、多くの仲間に支えられてきたという感謝の気持ちです。一方で、同年代の経営者には既に同友会への入会案内が行き届いているケースも多く、新たな仲間との出会いを見つける難しさも感じています。
それでも会員同士の情報交換や紹介を通じ、一人ひとりとのつながりを大切にしながら拡大活動を続けています。退会者もいる中で現状維持が続く状況ではありますが、「新しい仲間を増やす」という目標に向け、残る任期も全力で取り組んでいきたいと話します。
趣味も人とのつながりを広げる時間
仕事以外では、ゴルフ、バイク、ギターの3つを趣味として楽しんでいます。
特にゴルフは同友会へ入会してから本格的に取り組み始め、「アンダー目指す会」に毎月参加する中で腕を磨いてきました。現在までに7度の優勝を果たし、事務所には歴代の優勝盾が並びます。「自慢ではなく、お客様との会話のきっかけになれば」と笑顔で話します。
また、学生時代から続けているギターは現在も演奏活動を続けるほか、音楽教室で小学生から社会人まで5人の生徒へ指導を行っています。趣味を通じた交流も、安部さんらしい人とのつながりの一つです。


地域に必要とされる事務所を目指して
安部さんは、自身の事務所について「何でも相談できることが強みである一方、効率化できる部分もまだ多い」と分析しています。今後は業務改善を進めながら、より質の高いサービスを提供できる体制づくりを目指しています。
同友会活動では、引き続き会員拡大に力を注ぐ考えです。「人と同じことよりも、新しいことに挑戦するのが好き」と語る安部さん。今年最後の例会でも、これまでにない企画を考えているとのことでした。
地域に寄り添う専門家として、そして仲間づくりを進める同友会の一員として。安部さんの挑戦は、これからも続いていきます。
レポート/㈱タカハシ印刷 高橋 宏征(白河支部)