いわき支部10月南地区例会

 10月例会は10月24日(北地区)、18日(南地区)の両日開かれました。今回は南地区例会についてリポートさせていただきます。

南地区10月例会は「これからの故郷を考えよう ~いわき市人口ビジョンから考える次の一手~」と題し、いわき市総合政策部創生推進課より植野勝課長にお越しいただき、いわき市のこれまでの人口の推移とこれからの人口予測、そしてそこから見えてくる課題と、いわき市がどこを目指してゆくのかについてご報告いただきました。目の前に迫る大人口減時代、少子化の加速で生産年齢人口は減少し、ボリュームゾーンである第2次ベビーブーム世代は高齢者に突入。さらに少ない若者も進学に合わせて首都圏へ流出。これら状況が日本全国で同時進行するという危機的時代がもうすぐそこまで来ています。

簡単に解決できる問題ではないだけにグループ討論でもモヤモヤとした雰囲気が漂います。「若者を地方に戻そう」など意気込んでみても自分の子供ですら首都圏に出ていき「戻る気ないよ」と言われてしまう現実を前になかなか解決策も浮かびませんが、国や地方自治体、そして私たち企業が連携して地方での生活・所得・働く喜びを地道に向上させていくほか無いと感じました。

(レポート/(株)ユーエヌディー 梅松 尚哉)

活動報告-新着トピックス




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