いわき支部7月活動報告
10000社見て分かった どん底からでも再生する会社
~逆転思考で切り拓く、自社らしさを武器にした経営実践~
島田 慶資 さん
ハンズバリュー(株) 代表取締役 (福島支部所属)
7月例会は7月23日(北地区)、28日(南地区)の両日開かれました。今回は南地区例会についてリポートさせていただきます。福島支部会員の島田さんは全国の中小企業や宿泊業の支援に携わる実践型コンサルタントであり、当日は「10000社見て分かった どん底からでも再生する会社 〜逆転思考で切り拓く、自社らしさを武器にした経営実践〜」をテーマに、厳しい環境を打破する経営の実践法についてご報告いただきました。
報告の軸となったのは、「足さない、引かないの逆転思考」という視点です。人口減少や人手不足といった課題に直面する中でも、自社が日常的に「当たり前」と感じている要素を捉え直すことで、他社にはない「選ばれる理由」へと変化させられることが具体的な事例とともに示されました。

特に印象的だったのは、オフシーズンの集客に悩む長野県野沢温泉村の温泉旅館の事例です。新たな設備投資を行うのではなく、宿にいた7匹の猫という既存の資源に着目し、「猫に会える宿」として打ち出した結果、大手予約サイトでの集客増へ見事につなげたというエピソードは、自社の固有価値を見つめ直す重要性を強く印象付けました。

報告中には、自社の強みを書き出すワーク「グッドポイント40」が実施されました。参加者自身が自社の良いところや強みを40個書き出す取り組みですが、自社では当然と思っている事象の中にこそ、まだ気づいていない独自の価値が隠されているという大きな気づきを得る機会となりました。「できないと言ったことは100%実現しない」という島田さんの力強い言葉のもと、自社らしい経営の可能性と次なる一手を具体的に捉え直す、学びと実践に満ちた参加型例会となりました。
(レポート/craft cafe Lunetta 渡邊 智美)