コロナ禍における地元商店の生き残り戦略
報告者 ㈱ヨネクラ 代表取締役 米倉 攻さん(須賀川支部)
9 月29 日(木) コロナになり、お客さんが来てくれなくなって焦りましたと語る米倉さんは、須賀川市内でメガネ・補聴器・バックの販売をされています。そんな中、たまたま目にした小さな記事で小規模事業者持続化補助金を知ったそうです。文章を読んでもわからないので、確実にわかる人に質問しながら、まずは挑戦。無事に採択され、折り込みチラシの配布をすることができました。
そこから、国・県・市の仕組み(助成金、地域商品券、経営革新計画、BCP)などを上手に利用しながら、売上の低迷する経営を安定させていきます。小さく載っている記事からでも必ず情報源とし、いかに情報を自分で掴みに行くか。ただ待ってるだけでなく、自分でも調べ、わかる人にしつこいぐらい聞きに行く。それこそが経営者の覚悟だと米倉さんは強く訴えます。
ただ物がほしいから補助金を利用するのではなく、何かがしたいから補助金を利用する。そこには、同友会で学んだことが生かされていました。経営指針を創る会で学んだ事が土台にあり、事業計画を文章化することができ、分析、実行することで、実績を積み重ねていきます。
最近の須賀川支部の例会で取り上げた内容が随所に散りばめられた米倉さんの実践報告。実践している仲間の報告は、参加者にとって非常に心強く映ったのではないでしょうか。