テーマ例会 ~マネジメントについて~
6 月23 日(金)
先月より続く【これからの時代に引き残るための企業を作る】をテーマに全5回の例会を企画していますが、その2回目が「コンセンサス実習事業」と難しめなタイトルに若干の緊張を隠せませんでした。
いざスタート。限られた資源を有効に使い、いかに月面で生き残るかという趣旨の元、グループ討論を繰り広げました。水や食料、通信機や酸素ボンベなど手持ちの道具に優先順位を付けます。
「酸素がなければ息ができないでしょ!」「水も大事よ?」「ライターなんて何に使うんだよ!」と、もはや戦前の陣中のよう。その後、自分の意見の根拠を述べ合いつつ、グループ事に意見の折り合いをつけていくのであります。
結果が実に面白い。NASAが用意した答えが出され、自分の意見のみとグループでの意見両方を照らし合わせます。どのグループも答えは違うものの、グループでの総意はNASAの答えに近い結果になりました。が、自分の意見のみだと結果は遠いものになりました。
あらゆる講義を聞き、面白かった~とただ帰るだけの愚かさを思い知りました。グループ討論の重要性を改めて痛感させられた素晴らしい例会でありました。自分だけの意見を胸に秘めて帰るか、仲間達と熱く語り合うか。得られるモノはまるで違います。月とスッポンとは正にこの事であります。