共創の利点と将来性

講師 三重化学工業㈱ 代表取締役 山川大輔氏

10 月17日(火) 相双支部10月例会は、三重化学工業㈱ 山川大輔氏に三重県松阪市からはるばる相馬までお越しいただき「共創の利点と将来性」~VUCA時代の生き残り戦略~というタイトルでお話しいただきました。
 中小企業、特に製造業に共通する悩みとして人手不足・クリエイティブ人材不足というのがあります。このうち人手不足は目前の課題ですが、将来的に見たときにクリエイティブ人材も重要です。ただそのような人材が地方の中小企業に来るかとなると確率は低い。そこで地域外の副業・兼業をする外部人材を用いる「ミエラボ」というシステムを考案しこれに取り組んでいるお話でした。
 実際に「ミエラボ」により新製品開発や販路拡大の実績を上げまたは上げつつあるのですが、同時に従業員への教育効果が非常に上がっている印象です。中小企業と副業・兼業したい外部人材がマッチングすることにより、従業員に刺激を与える機会を得ることができ、さらなる発展に繋がるのではないか。素晴らしい取り組みです。
 そんな素晴らしい取り組みも、そこに至るにはなかなかに大変なこともあったようです。いかに素晴らしい取り組みでも最初からうまく回らないもので、そういったことも見え、それも含めて共感できる内容でした。
 講演の後の質問も多くかつ本質に触れたもので非常に充実した例会でした。

活動報告-新着トピックス




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