同友会を知る会
報告者 菅野繊維㈱ 代表取締役 菅野 京一さん

11 月18日(金) 同友会を知る会として、あだたら支部副支部長の菅野京一さんより体験報告をいただきました。
 菅野さんが経営する菅野繊維㈱は、明治30年生まれの祖父が昭和3年に創業した、県内で最も歴史のあるニット製品メーカーです。祖父は市議会議長、父は二本松商工会議所会頭、そして今年の11月、菅野京一さんが会頭に就き、親子2代での会頭就任となるなど、3世代にわたって地域のための仕事も精力的に行ってきています。
 菅野さんは大学を卒業後、すぐに家業を継ぐ予定でしたが、同時期に祖父が亡くなり、「外の会社で修業してきなさい」と祖母からの勧めもあって、新宿にあるセーターやニットを扱う問屋に就職しました。就職した最初の年は商品の配達が殆どで、そのおかげで東京の道を隅から隅まで覚えたそうです。2年目以降は営業で横浜、川崎を転々としながら修業し、32歳で帰郷しました。
 菅野さんの報告では、菅野さん自身が経営者として大切にしていること、モノづくりに対する信条、二本松市に対する郷土愛、同友会での思い出等をお話いただきましたが、その中でも「経営者は、社員さんはご家族含め、4倍の人を養っているという事を決して忘れない事」を、先代からの理念で引き継いで経営しているというお話が特に印象的でした。知る会当日は8名ものゲストに参加いただき、参加者は菅野さんの報告に心を掴まれながら聞き入っていました。