大国間競争時代の日米の戦略
講師 笹川平和財団 安全保障グループ上席研究員 渡部恒雄氏
7 月1 日(土)
会津支部7月例会は笹川平和財団安全保障グループより上席研究員渡部恒雄氏をお招きし「大国間競争時代の日米の戦略」と題して、日本や米国の現在と今後の動きについてご講演頂きました。
冒頭では米国の大統領がトランプ氏からバイデン氏へ変わった事で変化した世界の秩序のお話しや、バイデン氏の中国に対する姿勢等、日常生活を過ごす中で、中々知る事ができないお話しで、大変興味深い貴重な時間となりました。また、ウクライナ侵略における米国の戦略観のお話では、「軍事力行使」「経済制裁」等ロシアの行動に影響を与える方針であること。さらには今回広島で開催されたG7サミットで各国の思惑や、ウクライナのゼレンスキー大統領が原爆被害者に献花をされた意義等をお話し頂きました。最後には中小企業に関連する今後の世界での動き等についてもお話し頂き、大変勉強になりました。
今回会津支部では初めての土曜日開催でしたが、「平成の黄門様」渡部恒三先生のご子息である渡部恒雄氏の講演に50名の参加があり、講演後の懇親会も大変盛り上がり実りある例会となりました。