歴史の岐路に立つ日本 ~私たちは今、何をすべきか~
講師 ノンフィクション作家・ジャーナリスト 門田隆将氏
9月15日、いわき産業創造館にて浜エリア合同例会が、作家である門田隆将氏をお招きして開催されました。内容はまさに『「歴史の岐路に立つ日本」~私たちは今、何をすべきか~』のテーマ通りのものであり、東アジアの情勢とその歴史、7月に起こった安部元首相銃撃事件を絡めながら、非常に内容の濃いものだったと感じました。
特に驚かされたのが、銃撃事件をきっかけにしてメディアが取り上げている宗教団体と政治家の癒着問題や過去、現在における被害総額をグラフや数字を交えて、具体的に説明いただき、日々の報道から一般国民がメディアを通じて抱かせられる印象と、その実状は全くもって乖離しているものである事に驚かされました。亡くなられてしまった安部元首相の世界、東アジアにおける外交努力の成果を分かりやすく解説していただきましたし、台湾問題やチベット問題、ウイグル問題を抱え込む隣国の中国の状況を危機感迫る語り口で説明していただきました。
私は日々、目の前の仕事に追われ視野を広く持てていませんが、大局的な目線を持つことの重要さを改めて知った次第です。いわき支部の皆様、貴重な機会を作っていただき、誠にありがとうございました。