白河支部 3月総会・例会
種(シーズ)から花(未来)へ社員とともに歩む経営指針書
~経営指針書の作成によって何が変わったの?~
報告者 石井 良夫 さん (株) シーズ 代表取締役
白河支部3月例会では、「種(シーズ)から花(未来)へ、社員とともに歩む経営指針書~経営指針書の作成によって何が変わったの?~」をテーマに(株)シーズ 代表取締役 石井良夫さんを報告者に迎え行いました。
(株)シーズの事業内容は、土木建築資材製造・販売など14部門にも及びます。石井さんは代表就任後、社員が自分の考えで動き、イキイキと働いてもらうためにはどうしたらいいかと考え、経営指針と10年ビジョンを作成しました。そして、その内容を実現するために、まずは社風の改善に取り組みます。広報委員会やCSR委員会、改善提案委員会などを社内に創設。紆余曲折を得て「くらしの応援業」という事業定義を定め、ビジョンの達成に結びつけました。
社員と共に経営してきた中で、石井さんが感じたものは「蛻変の経営」でした。企業という社会的生物は、変化する環境の中で「蛻変」を意識的に行わなければならず、そのためには形のない経営に形を与え、方向を指し、社会に対する公約をしなければなりません。それが経営理念であり、方向を指す経営指針書なのです。
今後も経営指針や10年ビジョンの見直しを行い、社員とともに歩む企業を目指しています。
(レポート/(有)矢田部車体工業 矢田部 展崇)