白河支部4月例会

4月24日(水)、2024年度が始まりました。新年度のハナを飾るのは白河支部筆頭副支部長の増子国安さん。2019年の経営者交流大会実行委員長に始まり、現在では県の総務委員長など、福島同友会で目覚ましい活躍をされている増子さんですが、実は初の経営体験報告となります。

増子さんが婿養子として入社した当時、社員さんは「行動しない」「挨拶しない」「電話に出ない」など、後継者にとっては大変難しい状況でした。そのような中、増子さんは専務取締役に昇格した時期、「他人事から自分事へ」と、会社の経営に対して自覚を持つようになり、2017年に社長就任のタイミングで「社員が主役になれる会社に」「社員が誇れる会社に」と決意するに至りました。

社長になった増子さんがまず着手したのは社員さんの成長戦略。ミーティングを通して社員さんの主体性を引き出し、社員さんが成長すると共に、部門や会社の事を考えてくれる社員さんに育てることが出来ました。次に、「有給を取りやすい」「待遇面の向上」「会社イベントの充実」など、社員さんにとって働きやすい労働環境を整えました。そして、社員さん一人ひとりが自分で中期計画を作成することをサポートし、行動して結果に結びつく社員さんが次々と生まれました。このような仕組みづくりと取組みを行うことにより、社員さんが成長し、ひいては会社が大きく成長することに繋がりました。

報告の最後、増子さんは最後にこう締めくくりました。「社員の成長が会社の成長となり、そのためには社長の成長が必要。私たち経営者は常に学ぶ姿勢を忘れてはいけない。これからも同友会で共に学んでいきましょう。」と。参加者数、アンケート評価ともに新年度を飾るにふさわしい大成功の例会となりました。

(レポート/  (株)タカハシ印刷 高橋 宏征)

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