目標を達成するためのマネジメント

講師 元バレーボール男子日本代表監督
大阪商業大学 公共学部 教授
バレーボール部総監督 植田辰哉氏

9 月1 日(木) 今月の例会で講師をして頂いた方は、日本の元バレーボール選手であり全日本男子代表監督を務めてきた、植田辰哉氏に発表して頂きました。
 テーマは「目標を達成すためのマネジメント」です。植田氏は全日本男子の1992年バルセロナオリンピックにキャプテンとして出場・活躍し、その後新日鉄ブレイザーズの監督、全日本ジュニア男子チームの監督などを歴任してきました。
 数々の優勝を経験してきた自負もあり監督に就任してから、選手時代に行っていた練習内容をそのまま現役選手に押し付けて練習させてきたとの事。周りのスタッフから色々な意見が上がり、マネージャーからこのままでは「チームがダメになりますよ」と言われ「自分は裸の王様だったんだな」と気付かされ新日鉄を辞任する事に。そこからヨーロッパやブラジルに勉強に行き指導のやり方を、特に言葉の重さは一言一言の相手に伝える言葉は消えない、大事な時の伝える言葉の出し方とタイミングを誰が(監督かマネージャーか、会社の社長か課長か)言うべきかを学んできたとの事でした。
 植田氏から一つの質問が出ました。800キロの重りを100キロ持ち上げられる人が8人集まると持ち上げられるのか? 答えは「持ち上げられない」でした。人は人数が多ければ多いほど無意識に人任せにしてしまう傾向があり、会社のミーティングもそれに当てはまるとの事。ミーティングの人数が多ければ多いほど、参加している人たちは誰かが発言してくれるだろうと人任せにしてしまうので、時間と場所と誰に伝えるのか、大勢の前で伝えて心に刺さらなければ意味がないと話してくれました。
 まだまだ話してくれた事はたくさんありますが、植田氏が今まで監督として人の上に立ち選手たちを引っ張ってきた事が、経営に置き換えると同じであり是非実践していこうと思う事が多く、とても有意義な時間で大変勉強になりました。