相双支部 3月総会・例会
「努力と工夫で何度でも立ち上がれ!!」
~モットーは、「とりあえずやってみる」「人生最善」~
講師:和知健明氏 ダルライザープランニング 代表
3月26日(火) 白河のヒーロー「ダルライザー」の和知健明さんをお招きして、講演いただきました。
ダルライザーの姿で登場の和知健明氏
和知さんはエンタメ界の住人だけあって非常にお話が面白い。その中で最も興味深かったのは「エフェクチュエーション」。自分たちが求める未来を実現するには、今この状況で、自分に何ができるかを考え行動する原理だそうです。一般的に中小企業経営となると、まずはこの現状を維持するために論理性を重視し、場合によってはそこに集中する傾向です。
しかし、変化が矢継ぎ早に起きる予測困難な時代に、事業を完全に固定化することは困難でリスクです。エフェクチュエーションは主に起業家と親和性がある話ですが、ある程度組織化した事業においても変化に対応する必要があり、そこではエフェクチュエーションを意識しなければならない。そうでないと時代の流れについていけなくなります。
中小企業も時代に応じて変化し、だからこそ事業が継続できているわけで、無意識的にそのような活動を行っています。これを意識的に行うことで、決定や行動の速度が従来よりもレベルが上がるのではないか。その点で非常に勉強になりました。
和知さんを知る方や白河の方などの参加もあり、非常に盛り上がった例会でした。
(レポート/松永牛乳(株) 井上禄也)
△約30名が参加