相双支部 4月例会
クソ野郎から経営者へ~もがき続ける男の挑戦と成果~
報告者:椎根雄一郎さん 富士エンジニアリング(株) 代表取締役
4月19日(金)、相双地区4月例会は郡山支部の富士エンジニアリング(株) 代表取締役の椎根雄一郎さんをお招きして「クソ野郎から経営者へ」という題名で講話をしていただきました。結論から申し上げますと、社長は題名に記されたご自身で称する「クソ野郎」では全くなく、パチスロにのめり込んでいた経験からか、ストイックな研究熱心さと研ぎ澄まされた感覚をもった若手経営者であるという印象を受けました。
伝える重要性を体で知った経験をもつ椎根社長は、YouTubeチャンネルを開設しており、「机上の空論で終わるのではなく、自分でやってみる」 「人はそれぞれ違う。人の成功体験は意味ない」とも話していた通り、自社、自分にしかないキャラクターをYouTubeで宣伝・発信している印象です。まさに「自分がやればこうなる」を体現しています。ただ、その道程は試行錯誤、やってはダメ、やっては良し、の繰り返しだったようです。実績も2021年に過去最高を記録し、社員も増えている一方で、採用した社員が半年足らずで退社するなど課題も口にしていました。
経営資源として「人・もの・場所」に「情報・スピード」が加わった時代。私としては「これからは発信がとても重要だな」と感じている中で、既にそれを形にしている椎根社長のエネルギーを肌で感じることができた例会でした。
(レポート:若松味噌醤油店 若松真哉)