相双支部 2月例会
経営環境の激変に襲われた飲食業
~コロナ禍の中で社員と何を語り、未来をどう描いて進んだのか~
報告者 藤原賢一さん(郡山支部)
ランドマークホールディングス㈱ 取締役会長
2 月15 日(木) 「気持ちが沈んでいる人でも、私と一緒に飲むことで元気になり、明るくなれる自信があります!」。藤原賢一さんの一言は、経営者としての人間性、行動力、そして生き方を示した言葉でした。
藤原さんは35歳の時に借金30億円という苦難に立ち向かうため、経営者としての道を選びました。多くの挫折を経験しながらも、同時に、失敗は学びの機会であり、チャンスでもあるのです!東日本大震災やその後の自然災害、コロナウイルスなどにより、経営環境は悪化していますが、藤原さんは会社だけでなく地域を守るために果敢に挑戦し続けています。地域の雇用と経済を守るために、大企業が撤退していく中で「新たなことにチャレンジすることは社員や地域に勇気を与える大きな効果がある!」と語り、本宮市のアサヒビール園を引き継ぎ、新たな客層を獲得し、雇用を守り働く人のモチベーション向上に取り組んでいます。
また、地域の活動として、同業の飲食店を中心に「子ども食堂」を立ち上げ、将来的には子供たちが飲食店オーナーになるきっかけとなることを期待しているそうです。
藤原さんの上の世代と下の世代を問わず関わり、学びの場として大切にし、信頼して任せる姿勢を聞いて、本当に元気になる例会でした。