相双支部7月例会
相双地域の未来を語る―市長・振興局長トークセッション
登壇者:阿部勝弘氏(相馬市長)
門馬和夫氏(南相馬市長)
高橋和司氏(相双地方振興局長)
小幡広宣さん(相双支部長)
井上禄也さん(相双副支部長)
ファシリテーター:佐々木瞳氏(フリーアナウンサー)
7月9日に開催した相双支部7月例会は、相馬市長、南相馬市長、相双地方振興局長を迎え、「相双地域の未来を語る」をテーマにトークセッションを実施しました。当日は140名を超える参加があり、地域の将来に対する関心の高さがうかがえる例会となりました。
セッションでは、まず各市の取り組みの概要を説明いただきました。その上で、人口減少や世界情勢の変化による経済環境の厳しさなどの相双地域及び中小企業を取り巻く現状を踏まえながら、今後の相双地域について意見が交わされました。相双地域は都市部と比べて人口や産業、観光資源の面で不利な条件もありますが、それぞれの自治体が個別に競い合うのではなく、地域全体として連携を深めることで、新たな価値や魅力を創出できるのではないかという視点が共有されました。

また、相双地域に何があり、何が無いかという広域的な視点で役割分担を考え、地域内の競争から地域外との競争へと発想を転換していくことの重要性も示されました。その実現には、行政や企業、団体など立場の異なる主体同士が積極的に対話し、相互理解を深めながら協力関係を築くことが不可欠であるとの認識が共有されました。
トークセッションは非常にテンポよく進み、終始活発な議論が展開され、参加者も熱心に耳を傾ける姿が印象的でした。今回の例会は、相双地域の未来について考え、広域連携の可能性や地域発展に向けた新たな一歩を踏み出す契機となる、有意義な機会となりました。

(レポート/井上禄也さん 松永牛乳(株))