県定時総会に参加

5 月24 日(火) 田村支部5月例会は県総会への参加でした。
記念講演の銚子電気鉄道㈱の竹本社長の税理士とは思えないユーモアを交えたお話に引き込まれました。導入部分では「電車屋なのに自転車操業」といった自虐ネタではじまり、おやじギャグを交えながら会社のピンチのお話をしていただきました。あの規模の鉄道でも線路を1m直すのに10万円、車両1台の車検に200万円かかるなど、旅客鉄道というのは費用負担が大きいという事を知りました。
会社がピンチの時にいきなり社長に就任という状況で、車両の点検費用すら捻出するのが難しい状況になっても、社員の発想で始めたぬれ煎餅のネット通販で全国の鉄道ファン(銚子電鉄ファン?)を味方に付け、車両の点検費用を捻出した話には本当に感動しました。
「売れるものは何でも売る!」とおっしゃってはいましたが、大企業が時々やる様な採算の取れる部門や技術を切り売りするのではなく、あくまでもサービス、商品を作り出して売っているので、会社の武器を失っていないというのが凄いと思います。
社外取締役を社長自ら一本釣りでお願いして新しいアイデアを取り込む姿勢も凄いと思うし、地元の鉄道利用者に愛され続け、社員からも愛されている会社が銚子電鉄なんだなと感じる事ができる、とても元気がもらえたお話でした。