経営者から見る建設施設
報告者 荒牧建設㈱ 代表取締役副社長 荒牧陽一さん
4 月20 日(木) 須賀川支部の4月例会では、同友会入会以降自身初の報告となる荒牧陽一さんに報告していただきました。荒牧建設㈱さんは、なんと今年の1月に第38回福島県建築文化賞において正賞を受賞されました(たまかわ観光交流施設森の駅yodge)。
建設業を通して、社会資本整備の一助に貢献できるよう日々奮闘されている荒牧さん。「経営者から見る建設施設」というテーマで、建物の所有の仕方、建物運営の仕方、保管しておくべき書類について、また、ご自身が事業承継の真っ只中で行っている取り組みなどを報告していただきました。
空気と同じように意識することもない「モノ」として扱っていたはずの建築物。荒牧さんは「仕事道具と同じ」であり、屋根や壁、土台なども耐用年数があると話しておりました。事業計画を立てることにおいて、建築物のメンテナンス計画も事業計画の内に考えていなければならないと主張されていた時は、まるで忘れていたことを思い出したかのようにハッと気づかされました。
普段触れる機会が少ない建設施設についての報告であったこともあり、会員が多数出席し、時間が足りなくなる程多くの質問も挙がりました。いつにも増して能動的な時間を共有し、年度始めとして快調な出だしとなる例会となりました。