菅野繊維㈱の工場見学
7 月20 日(木)
今月の例会は工場見学ということで、会員企業の菅野繊維㈱さんの平石工場を見学させていただきました。
福島県内で最も歴史のあるニット製品メーカーで、戦前は生糸業として「イトヤ」の愛称で呼ばれ、戦後は、県内でもいち早く手横機を導入してセーター製造を開始し、現在は自動編機を導入して幅広くアパレル・商社に製品を納入しているとのことでした。
ニットは、前身、後身、袖をそれぞれ作り、それを合わせる手作業によるリンキングマシーンを使用し、伸縮性のある製品を作成します。また、日本でも3台しか導入されていない21Gのユニットマシンを所有しており、機械設備や社員さんの技能は非常にレベルの高い状態を維持していることが見て取れました。
見学会では15名の参加者が間近に作業している社員さんの仕事ぶりを拝見し、また、様々な質問に菅野社長が対応していただき、ニット業界の一片を知ることが出来ました。
大変忙しい中時間をとっていただき、感謝致します。
懇親会は暑い時期なのでビール園に移動して行い、新型コロナの影響で皆さん久しぶりの事もあって、感染防止に配慮しつつ大いに交流を深めることが出来ました。大変お疲れ様でした。