郡山支部 6月例会

6月21日(金) ベルヴィ郡山で、6月例会が開催されました。

 古川さんは、2010年に祖父の代から営んでいた不動産管理業を継ぎ、トラスホーム㈱を設立しました。「未熟な自分を変えたい」との強い思いで2012年に同友会に入会し、経営者が判断の拠り所として大事な「経営理念」を創る「経営指針を創る会」に入会します。先輩会員にお世話になりながら2年をかけて作成した後は、夏祭り実行委員長を務めたり、4年連続で「青全交」に参加しています。多くの会員さんと繋がりを持てたことは、今の経営する上で大きな自信になっているそうです。

 不動産業に取り組むうちに、古川さんは「敷地に価値なし エリアに価値あり」という考え方に至りました。地域の価値は、時間が育む愛着があってのことと思い、生まれ育った小原田の敷地を活用し、「人・歴史・環境」の3つの要素を活かしながら「小原田の里守(さともり)」として日々取り組んでいます。

 最初は100㎡程の三角公園づくりから始まり、リノベーションした自社の入る「里守カフェ」、2年がかりで計画し、建設した共同住宅「ロカド香久山」、「里守ひろば」となる共用スペースを設けたレジデンス名倉、五感で風景と繋がる「こはらだあぜみち」づくりなど、他社には真似のできないコンセプトを持つプロジェクトが次々と実現しています。

 里守として古川さんは理想の小原田の地域を目指し、日々チャレンジし続けているのです。

(レポート╱クレリア 佐藤光一)

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