障がい者の雇用に関する委託訓練
事業と障がい者の特性について
講師 テクノアカデミー浜 教務主任 日下部実仁氏
相双障害者就業・生活支援センター
主任 就業支援担当者 山本博幸氏
8 月25 日(木) 相双支部8月例会は「障がい者の雇用に関する委託訓練と障がい者の特性について」というタイトルで、テクノアカデミー浜の日下部氏、相双障害者就労・生活支援センターの山本氏に講演いただきました。
現在、障がい者雇用は企業の社会的責任として求められています。一方で企業側としては障がい者雇用について慎重になることも事実。雇用したものの予想以上に結果が出ないことや急に不安定になる可能性がやや高いですが、その特性を理解しそれに応じた環境を整えて雇用すれば企業において確実な戦力になり、事業の発展につながる可能性があります。そんな障がい者雇用を通して事業発展につながる確率を高めるのが、今回紹介された委託訓練制度です。企業は障がい者の3ヶ月の職業訓練を受託しそこで訓練された方を雇用するかを選択出来ます。ここで雇用しないことも可能ですが、訓練を終えた方はその時点で受託した企業において即戦力となり得ます。ここまで企業の負担は相当に軽減されており、利用しやすい制度です。
企業にとって即戦力確保、障がい者にとっては経済活動参加の機会となる事を知り、障がい者支援機関の実績ともなり、皆ハッピーな制度ではないかと感じる具体的で有益な例会でした。