須賀川支部 6月例会
障がい者雇用をメリットに変える
~人手不足の打開策~

10年に渡り障がい者雇用を続けている遠藤さん

優秀な人財も増えたと語る吉田さん
パネリスト (有)えん家 代表取締役 遠藤浩輔さん
(株)メディアパワー 代表取締役 吉田尚広さん
コーディネーター (株)メディアパワー ディーキャリア事業部 小林幸一さん
(株)メディアパワー ディーキャリア事業部 五十嵐拓也さん
(株)メディアパワー ディーキャリア事業部 石黒千春さん
6月20日(木) 今月は毎度の例会と打って変わったテーマでした。なにせ、「障がい者雇用」をテーマに例会を開催することは、須賀川支部にて初の試みであります。泣く子も黙る郡山支部の将、(有)えん家の遠藤社長と、我らが副支部長(株)メディアパワー吉田社長、またメディアパワーの就労支援事業に実際に現場で従事されている社員さん3名を交えてのパネルディスカッション。
「障がい者雇用」なにやら難しそうで、なかなか踏み入れ難い領域。そもそも障がい者ってどういう方々?そんな疑問を持ちつつ、例会が開始するやいなや、「障がい者とは3種類(身体・知的・精神)に分けられます」思いをくみ取ってくれたかの如く、社員さんによる障がい者についての説明がありました。話を聞いていくと、「障がい者用の仕事をつくらなければいけないのではないか?」また疑問が浮かびます。しかし、遠藤社長の話を聞いていると、どうもそんなことはない。寧ろ、我々が実際にやっている内容を彼らにお願いし、それを叶えてくれる。そんな存在に思えます。「職場にいることが当たり前。一緒に働く仲間であり、特別視はしない」そう言い切る遠藤社長。なんと愚かな考え方をしていたのか。自分を恥じる私。
「人員も増えるし、障がいなんか関係なく、こんなこともできるんだと視野も広がりました」そう話す吉田社長。今まで「障がい者」と色眼鏡で見ていたのかと気付かされたと同時に、障がいのある方もそうでない方も、皆がより自分らしく生活していける未来の夜明けも近いと感じた例会でした。
(レポート/(株)マザール 鈴木 健)