●「第12回障害者問題全国交流会」が開催されました● 2004年10月21・22日 母畑温泉八幡屋


10月21・22日に中小企業家同友会全国協議会(中同協)主催の「第12回障害者問題全国交流会」が福島同友会の設営で開かれました。
2年に一回開催されているこの交流会の今回のテーマは、「創ろう、障害者と共に生きる企業、地域、社会」。32同友会と1準備会から460名が集まりました。
 前日日本列島を縦断した台風23号による交通機関への影響が心配されましたが、一部を除いて開会時刻にはほぼ会場入りすることができました。
 交流会は、「障害者雇用」「障害者の職場実習」「情報のユニバーサルデザイン」「障害者と共に生きるネットワーク」「障害者施設の見学」 の五つの分科会に分かれて開会。各分科会では「雇用は経営者の姿勢如何」(第1)、「実習受け入れは同友会理念からすればハードルは高くない」(第2)、 「本当のユニバーサルデザインの追求には、特化した商品の開発が必要」(第3)、「地域の身近なネットワークが大切」(第4)、 「下請けではなく施設の独自商品開発で自立」(第5)などテーマに沿った学びあいが行われました。
 懇親会は、地元石川町の西牧立博町長も来賓としてかけつけました。分科会ごとの着席方式でおこなわれたため、昼間の交流をさらに深めることができました。
 2日目全体会議では、丹治一郎中同協副会長の主催者あいさつ、過足満雄実行委員長の歓迎あいさつに続いて、村瀬久子福島県商工労働部長が佐藤栄佐久県知事のメッセージを紹介しました。
 記念講演の講師は清水義晴氏(えにし屋代表)、「変革は弱いところ、小さいところから」と題して、精神障害をかかえた人たちによる会社「浦河べてるの家」 の経験を中心に語りました。「病気が治れば幸せではなく、病気のままで幸せにを合言葉に」「利益のあがらない仕事を大切に」「弱さを絆にしたつながり」 「昇る生き方、勝ち抜く生き方ではなく、降りていく生き方」などの考え方をベースに、共に生きる姿が紹介され、参加者の深い感動を呼びました。
 最後に交流会のまとめを行った佐々木正喜中同協障害者問題委員長は、「参加者数、同友会数との過去最高の交流会。それだけに多くの人が新たに障害者問題に触れることができたのでは。 中小企業憲章の学習運動の中でも共生社会づくりと関連させて障害者問題に接近を」と述べました。
「自分の知らない世界に触れた思い。できるところから行動してみたい」など参加者の新鮮な感動が満ちる中、交流会は閉会しました。


<交流会・アラカルト>
二日間の交流会の模様を写真で振り返りました。


■北海道から沖縄まで全国各地からの仲間をお出迎え。
「ようこそ福島へ!」


■各分科会では活発な討論が・・・・。
●第1分科会【障害者の雇用】
「障害者雇用は良い会社のバロメーター」〜願いは、働くことを通しての社会自立!〜
山崎コンクリート工業(株) 常務取締役 山崎宗良氏(富山同友会)

●第2分科会【障害者の実習受け入れ】
「共育の原点とは」〜強くなければ生きて行けない、やさしくなければ生きて行く資格はない〜
(有)愛媛企画 代表取締役 小田美恵氏(愛媛同友会)


●第3分科会【ユニバーサルデザイン】
「障害を軽減させるテクノロジーは時代の先端」
〜経営は常に自分とのたたかい 困難を乗り越えて視覚障害者ビジネスに光をさす〜
(株)アメディア 代表取締役 望月優氏 (東京同友会)

●第4分科会【パネル討論】
「ちがって当たり前、個性と個性のネットワークを〜私たちにできること〜」
パネラー:大竹静子氏(NPOシャローム代表)・鴫原弥氏(福島市障害者スポーツ協議会会長)・福田順一氏((株)ハッピーケア代表取締役)


●第5分科会【見学・体験分科会】
「障害者もその施設も、真の自立をめざして」
〜授産施設「経営」への取り組み・・・・鮫川たんぽぽの家の挑戦!〜
知的障害者授産施設「鮫川たんぽぽの家」の見学と作業体験
(東白川郡鮫川村・白岩八重子施設長)


■懇親会では分科会の続きの交流で盛り上がりました。

会場入口でお出迎え/スペシャルオリンピックスのトーチランで懇親会がスタート/来賓の西牧・石川町長が祝辞

元気良く鏡開き/安宅理事長の歓迎挨拶/乾杯は佐々木中同協障害者問題委員長

会場・八幡屋の渡辺忠栄社長の挨拶/安積愛育園の「HANA」パーカッション/すだちの会のよさこい

名刺交換もあちこちで/新潟同友会・2月の全研集会のPR/千葉同友会・7月の定時総会のPR


■2日目の全体会

大会の主な役員/来賓の皆さん/丹治中同協副会長の主催者挨拶

過足実行委員長の挨拶/来賓祝辞(県知事代理の村瀬久子商工労働部長)/佐々木中同協障害者問題委員長のまとめ

各分科会から内容を報告


■記念講演:清水義晴氏
「変革は、弱いところ、小さいところ、遠いところから」
〜 精神障害者施設「北海道・浦河べてるの家」の実践が教えるもの 〜
講師:清水義晴氏 えにし屋 代表(新潟県新潟市在住)


■その他の光景

書籍販売コーナー/授産所などの製品販売/第3分科会「ヨメール」

地元JAの特産品販売/バスのお見送り「お気をつけて!」


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