「持続可能な社会づくり」研究会
〜社員と共に取り組む危機管理〜

報告者 三金興業㈱ 専務執行役員 芳賀 浩さん(白河支部)
エンドーウェルディング㈱ 代表取締役 遠藤修司さん(いわき支部)
10 月20日(木) 『社員と共に取り組む危機管理』をテーマに、同友会員2名の方から報告がありました。
公的事業から民間事業までを手掛けておられる三金興業㈱。総合建設業の同社は、国際統一規格のISOを取得され、地域貢献は基より地域を守るため未然に防ぐための対策を策定され、BCPに関しても積極的に学び危機管理対策室を設置するなど、避難訓練等々も定期的に行われています。社員全員が同じ意識をもって取り組んでおられる報告を芳賀さんから伺い、レベルの高さを感じました。
また、管工事溶接を基幹事業とするエンドーウェルディング㈱は、全国各地から受注対応されて営業所も各所に置かれ全国展開をされています。東日本大震災、原発被害、台風水害、コロナ禍…幾多の災害に見舞われるも、その都度、試練を解決に向けて果敢に取り組まれ、常に術を会得しながら乗り越えられてきた遠藤さんのお話に、人間力が伝わりました。両社ともに災害に見舞われた体験をそのままに放置せず、事業継続への強化計画作成に取り組まれてこられました。
中小企業は、地域社会と市民生活を支える安全安心の砦とも言われています。地域のライフラインを守る大きな責務でもあるわけですから、学習・討議・実践の行動が必須だと確認させて頂く貴重な機会になりました。