いま、この人 三森穣治さん (株)三森電機 代表取締役

㈱三森電機は、棚倉町で電気工事業(電気設備、制御工事、制御設計、電気保全)を営んでいます。父親である先代社長が平成元年に創業し、平成5年に会社設立、平成28年に三森さんが事業承継し、今期で30周年を迎えます。
同友会への入会
三森さんは、稲盛和夫さんの経営哲学を学ぶ盛和塾で経営の勉強をしていましたが、やがて盛和塾が閉塾。新たな勉強の場を求めていたところ、地元棚倉町商工会の企業見学ツアーの際に出会った㈱シーズの石井良夫社長(白河支部直前支部長)の紹介を受け、経営指針の作成を作りたいとの想いから同友会に入会することになりました。
同友会で得た学び
同友会に入会した三森さんは早速第25期経営指針を創る会を受講。各講座で頭を悩ます日々が続きましたが、ようやく経営指針を作り上げ、社員さんたちに会社が目指す方向を明確にすることが出来ました。
また、同友会の例会などを通して、様々な学びがあり、実践しています。1つ目は健康経営。様々な取り組みを重ね、「ふくしま健康経営優良事業所2022(福島県)」、「2023健康経営優良法人(国)」の認定を受けることが出来ました。2つ目はSDGs。こちらもSDGs宣言書をまとめることが出来ました。
同友会や会社で取り組みたいこと
同友会では令和5年度より白河支部の専務理事に就任しました。37歳の若さで大役を任されたことに不安もありましたが、諸先輩方のサポートもあり、現在は支部の運営に意欲的に取り組んでいます。
また、会社では10年ビジョンで策定した通り、社員さんのスキルアップのための研修棟とお客様にサービスを見ていただくための展示場を作るため、その目標に向かって計画を立てています。
社長としても支部役員としても大変若い三森さん。今後益々の活躍が期待されます。