会津支部2月例会
第31期経営指針発表会&同友会を知る会
中小企業家同友会の経営指針発表会では、4名の経営者の皆様が、それぞれの原体験や経営課題、そして将来への想いを踏まえた発表が行われました。
(有)ダイケン精機の木下大輔氏は、幼少期に父親の仕事現場を見て感動した経験を原点に、一度は神奈川県で就職された後、事業承継をされました。承継時には厳しい経営状況に直面されましたが、同友会を知り経営指針づくりに着手されました。「ものづくり」の考え方を大切にした経営理念を策定し、10年ビジョンではロボット分野への進出と「メイドイン会津」による未来像を示されました。
(有)北斗設計一級建築事務所の佐藤佑哉氏は、大学卒業後にゼネコンで勤務された後、家業を継承されました。時代の変化に対応し、利益が残る体制づくりを目指して経営指針を作成され、設計を通じて会津の未来を描く「Re:Hokuto」を掲げられました。

(有)中村豊蔵商店の中村啓介氏は、蕎麦打ち道具の製造販売を行う中で、従業員の皆様と同じ景色を見るために指針づくりに参加されました。蕎麦職人のこだわりを反映した理念と、蕎麦の伝統を次世代へ繋げる10年ビジョンを発表されました。

(株)マナックビジネスの真部正美氏は、グループ内で業績が伸び悩む同社を立て直したいとの思いから経営指針を作成されました。冬季の集客に左右されない飲食店経営を目指し、食文化を通じた経営理念と、将来的な多ジャンル展開のビジョンを示されました。

4名の皆様とも、現実を見据えた着実なビジョンに基づく発表で、大変印象的な内容でした。経営指針を明確にすることの重要性と、地域に根ざした経営の可能性を改めて学ぶ機会となりました。
(レポート/(有)秀美堂 坂内伸良)