喜多方支部 1月例会 

 喜多方支部の1月例会は、福島県事業承継・引継センターの若菜氏に、M&Aの手法について講演をいただきました。若菜氏は金融機関での経験と実績を踏まえ、2022年4月より現職として務めております。

 まず始めに、事業承継を取り巻く環境と題して、県内の社長年齢と後継者不在率の推移をグラフで見せていただきました。データをグラフ化することでその推移が一目で分かり、事業承継に対するアンケート結果も見ることで、様々な問題を目の当たりにしました。日頃、ただ漠然と事業を営んでいるだけでは後々大変になるということで、常に頭の片隅においておく重要性も感じました。

次に事業承継の上手な進め方として、その特質について、事業承継とはどの会社にも必ず発生する最重要な経営課題であること、いつ発生するかわからず、時間軸が必要で社長の最大の仕事という特質があるそうです。その特質をクリアするためにも、早い段階から具体的に決めておく必要があるそうです。

最後に、M&Aの本質的意義と活用ということですが、一般的な意義としては、あくまで事業承継の一つの選択肢ということ、有形・無形資産の集約による価値向上、更には、創業・起業リスクの低減があるそうです。そうした中でも、何を目的に何を達成するのかということが無ければ難しいとのことです。事業を営む以上、避けては通れないことなので、何事も早めの準備が大切だということです。 レポート ㈱日東商事 角田龍一

入会式を実施しました

活動報告-新着トピックス




2025年3月
« 1月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31