報告者　㈱cluster　取締役会長　齋藤記子さん（会津支部）

7 月26 日（水）　目の前に困った人がいたから私はここまで来ましたというテーマにて、今年度より女性初の県同友会会長を務められている会津支部の齋藤記子さんに報告していただきました。
　齋藤会長は現在㈱clusterの取締役会長として、居宅介護支援・訪問介護・訪問看護事業を展開されています。事業の立ち上げ時は20年間従事していた医療現場を辞めて、NPO法人を立ち上げ、経営者へ転身。当時、会津では民間企業として居宅支援、訪問介護事業を経営している所は無かったそうです。初めは人材の確保や運営資金の調達など苦労の連続だったとの事。そのために看護学校の教員をしたりその他、資金のために奔走されていた話を聞き、齋藤会長の仕事への熱意を感じました。
　私が特に印象に残った話は、事業を展開していく中で、経営理念を社員の方々と共有して行くことが重要だという事です。会長自身の直感や嗅覚を信じて仕事に向き合っていく、そして、この居宅支援・訪問介護においては何より誠実と思いやりが大切であるという話でした。
　今回、須賀川支部の村越支部長、菅野副支部長、深谷理事（交流大会実行副委員長）にも参加していただき、グループ討論も行いました。全体的に終始和やかな雰囲気で、とても良い例会となりました。