相双支部11月例会
「誰にとっても大切で身近な障がい福祉」
~企業経営の中で知っておきたいこと~
講師:遠藤真史氏 相馬地方基幹相談支援センター拓
(11月20日)相双支部の11月例会は、「誰にとっても大切で身近な障がい福祉」~企業経営の中で知っておきたいこと~と題し、講師に相馬地方基幹相談支援センター拓(ひらく)の遠藤真史氏をお招きし、南相馬市役所会議室において開催しました。
今回の企画は、南相馬市において取り組んでいる南相馬市・飯舘村自立支援協議会の協力を頂き、相互理解を深めて頂くため、同協議会のメンバーや担当部署市役所職員と共に学ぶ例会となりました。21名参加者のうち、その半数が障がい者に関わる方でした。
遠藤氏は、1977年いわき市出身で大学では作業療法学を学び、NPO法人や病院などで地域活動支援や就労支援、リハビリセンターなどを経て特に福祉、障がい者の就業などに関わって現在に至っています。
講演では、障がい者雇用について、現在全体の2.3%で26年度の目標値が2.7%と依然として低い現状にあるとのことでした。
障害のない人の障がい者への理解はもちろんですが、その出会いやコミュニケーションの重要性が語られました。グループ討論でも、「曖昧な対応はよくない」「経営者の環境づくりとそれに挑戦すること」「失敗から学びチャレンジから繋がる」「障がい者からのアプローチも大事では」などの意見があり、今までにない充実した例会となりました。
(レポート/小川尚一 (有)まめや)