相双支部9月例会

9月26日 相双支部9月例会は、相双支部の会員である小高労務経営研究所の末永忠之さんから、「適切な雇用管理から人を生かす職場環境づくりへ~転換期の今、労働者から選ばれる企業とは~」というタイトルで報告いただきました。

内容としては、いわゆる働き方改革は何を目指しているかから始まり、個々の法改正などの解説、将来的にはどのような改正が予定・予想されるか。そして再度この流れに貫く考え方は何かを説明いただきました。

結局のところは人口減少に伴い労働者が全国的に不足している状況において、労働者の範囲を広げて税収や保険料を維持することがねらいと思われます。

さらに日本の経済成長を促すために労働者の流動性を持たせて、生産性が低い産業から高い産業へ労働力を移すこともあるでしょう。

そうすると中小企業は「魅力のある企業」にしなければなりません。大きな目的としては首肯できるも、中小企業にとっては厳しい状況であると言えます。

では「魅力」とは何か?その点についてのデータが掲げられました。そこで観られたのは決してカタカナで言われるような話ではなく、企業が従業員を肯定的に対峙することが幸せになる要素として最も高い。「魅力」には従業員を大切にすることが最も重要であることが示されていました。であれば、やはり企業は従業員を大事にすることを含んだ理念を持つことが大事であることを改めて感じました。

今回は、知識と将来を読むための資料を得られ、本当に勉強になる例会でした。

(レポート/井上禄也 松永牛乳(株))

活動報告-新着トピックス




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