福島支部6月例会

福島支部6月例会は、6月17日(火)AOZにて開催されました。今回の報告者は、有限会社第一食品 代表取締役であり、福島支部副支部長を務める酒井祐一さん。
「同友会と共に四半世紀~弱小食品メーカーの挑戦、日本一への道のり~」と題し、25年にわたる経営の歩みと挑戦の軌跡をご報告いただきました。
酒井さんは、これまでの歩みを振り返りながら、人との出会いや人とのつながりの大切さを熱く語られ、取引先をはじめとした多くの人との縁が、経営の苦難を乗り越える力となったことが印象的でした。しかし、これらはすべて誠実に仕事に向き合い対応されてこられた酒井さんだからこそであり、自らの力で縁や運を切り開いてきたのだと感じました。
また、お客様の声を聴いたニーズに合わせた商品開発を進め、消費者の心を掴んできたこと、挑戦する姿勢の重要性も示していただきました。
さらに、経営においては単なる売上の拡大ではなく、利益を確保し続けることの意義についても言及されました。
参加者一同、酒井さんの一貫した経営哲学と、人を大切にする姿勢に大いに学ぶことができ、改めて自社経営を見つめ直す良い機会となりました。

