あだたら支部9月移動例会

事業内容
ゴルフ練習場・フィットネスクラブ・Jrスポーツスクール
合気道教室・エクササイズ・・プール教室・サッカークラブなど
施設内でインストラクターの指導のもと幼児から高齢者の健康をサポート。
さらに企業へ訪問型支援(夢は47都道府県へ進出したい)。
社員13名と外部専門講師・インストラクター数名で構成。

元々個性の強い性格であったが、中学高校と野球を通してさらに(諦めない根性・リーダーシップ)を身に付けた。(ダルビッシュ有と同世代で対戦も何度かあったそう)
幼いころから父とソリが合わなかったこともあり、父の会社で仕事をすることになってからも口論が絶えなかった。(父のワンマン経営に不満があった)


父が病死で亡くなってから社員を引っ張って行こうとしたが、退職者が続出。意見も聞くが会社への不満や愚痴ばかりで、収益も落ちるばかりであった。

2018年同友会に入り、経営指針をグループ会で話し合い考える機会があり、改めて自社の「経営理念・目的・基本」を見つめてみることとなった。
この年からコロナ感染者が全国的に増え、事業内容のこともあり“風評被害”でさらに事業が悪化していった。が、社員と話し合い「社員に考えを押し付けるのではなく、社員一人一人の能力を生かし育てていくこと」に気づいた。

それからは、未来を描き目的地を明確にして、今なにを成すべきかを詳細に描いてみることに着手した。
そして、山形県民の健康寿命を伸ばすことを掲げて自社を「健康創出啓発業」と定義。「肉体的健康・精神的健康」を達成するべくプログラムの構築をし、現在に至る。(詳細についてはホームページを参照)

報告会が終わり、市内七日町にある「そば処 庄司屋」にて懇親会を行った。
その席で再度父に対する思いを聞くことが出来た。似た者同士の父息子がゆえに衝突してしまう、でもその父の存在は“永遠のライバルで最大の援護者”なのかなと思いました。そんなことを話す表情は笑顔で輝いて見えたように思えました。

当同友会でも後継者のことを話す機会がありますが、子供が会社を継いでくれることは有難いことです。自分は好きで始めた事業ですから苦労はありますが、努力を惜しまず会社経営に迷うことなく進むでしょう。そして培った経験は会社の指針及び理念と思い、後継者にそれを引き継がせたいと思う。それは良いことだし間違いではありません。
しかし後継者が自分の息子や娘の場合、そのことで確執が生まれることがあるように思います。それは性格が同じということが原因の一つではないかと。

今回の移動例会で、報告者(39歳)の若さで「健康管理」を健康経営として確立したこと。このビジョンを聞くことが出来たことに感謝するとともに、次世代との関わり合いについて(感慨深いな~)と考えさせられた例会でした。 

(レポート/高島正宏)

活動報告-新着トピックス




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