会津エリア 7月例会

「デジタル化と人材育成戦略」
~会津エリアの挑戦と福島県全体への展開を目指して~
海老原 城一氏 アクセンチュア(株)マネジング・ディレクター
7月3日 7月、会津・喜多方・南会津の3支部による合同例会が会津若松市で開催されました。「人を生かす経営」を基盤に、デジタル化や人材育成をいかに経営戦略に組み込んでいくかをテーマに、多くの学びと刺激にあふれた時間となりました。講師は、アクセンチュアの支援を受けたスマートシティプロジェクトにも関わる海老原城一氏。地域企業がリスキリング(学び直し)によってスキルを高め、デジタル技術を活用して新たな価値を生み出していく過程が、具体的な事例を交えて紹介されました。
同友会のグループ会の勉強会で得た知見も共有され、経営者が学び続ける意義や、自社の変革にどうつなげていくかが参加者に強く問いかけられました。特に印象的だったのは、デジタル化を単なる技術導入にとどめず、「人づくり」と結びつける視点が経営に必要不可欠であるという点です。
例会後には、会津・喜多方・南会津の各支部を超えた活発な意見交換が行われ、普段接点の少ない会員同士が悩みやヒントを共有し合う貴重な機会となりました。「他支部の取り組みを知れて刺激になった」「エリア全体で学びを深められた」との声も多く寄せられ、支部間の交流と連携が確かに育まれたことが感じられました。会津エリアから福島県全体へと広がる挑戦の一歩として、大きな意義をもった例会となりました。
(レポート/(株)タケウチパーツ 猪俣善史)

