相双支部 7月例会

相双支部7月例会では、会津若松市のAI企業、株式会社StoDの能勢さんが登壇されました。「現場に入り込み課題をAIで自動化」を強みとする同社は、AIによる将来的な仕事の減少予測に触れ、「AIに使われるのではなく、使いこなす人間になる」重要性を強調されました。

能勢さんは、メール作成から経営相談までChatGPTを日常的に活用し、大幅な時間短縮を実現しているとのこと。目標が定まったらアプリで目標のToDoリストを自動生成するなど、実践的なAI活用術が紹介されました。

特に注目されたのは、運送会社の事例です。ベテランが8時間かけていたトラック積載計画作成を、同社開発のAIツールがわずか1分で自動化。「人にしかできない本質的な仕事」に集中できる環境創出の可能性を示唆しました。

質疑応答では、AIの幅広い活用事例や質問で精度を高めるコツが共有され、経営者にとって実践的なヒントとなりました。ただし、AI情報の確認は必須と指摘されました。

能勢さんは福島県内の若手エンジニア育成にも尽力されており、地域と共にAI時代を生き抜く視点を示しました。本例会は、AIを強力な経営パートナーとして捉え、自社の変革を進める貴重な学びの場となりました。私たちもAIを積極的に導入し、未来を切り拓く経営を目指しましょう。

レポート(株)紀の国屋 獺庭大輔

活動報告-新着トピックス




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