郡山支部第一地区5月例会

「失われた30年、次の40年とならないために」
髙橋晋也氏 平晋建設代表取締役社長
郡山商工会議所青年部直前会長
福島県中小企業家同友会郡山支部第一地区の5月例会は5月16日、郡山市のビックアイで開かれた。
会員ら約50人が参加した。相模知儀地区長、金田隆浩委員長があいさつした後、平晋建設代表取締役社長で郡山商工会議所青年部直前会長などを務める髙橋晋也氏が「失われた30年、次の40年とならないために」と題し講演した。
日本はバブル崩壊後の30年、経済の低迷期にあるが、原因は先人たちの遺産でなんとなく生活できてしまっていることを挙げ、チャレンジする事を怠ったためイノベーションが起きていないと述べた。失われた30年を取り戻すためには、「“変わっている”を“素晴らしい”に変え、魅力ある会社づくりをしていかなければならない。まずはやってみる事が重要である」と話した。そのために短期間でPDCAサイクル(計画、実行、測定・評価、対策・改善の循環)を行うことの重要性を説いた。また「会社の成長は経営者の成長と直結する。多くの知恵を取り入れるために自分に投資を惜しまず、いくつになっても研鑽を重ねることが大切である」と訴えた。参加者はそれぞれの課題解決のヒントにしようと、熱心に耳を傾けていた。
講演後は、市内の居酒屋安兵衛に場所を移し、懇親会を催した。佐々木唯雅さんの掛け声で乾杯し、会員同士の親睦を深めた。
