田村支部3月例会
子ども達の未来のために企業家として何を残すのか
~奪い合う漁業から共存共栄の漁業へ~
後藤海産 代表 後藤 清広氏(宮城同友会)
田村支部3月例会は、3月17日田村支部総会後に開かれ、後藤海産 代表 後藤清広さんにご報告いただきました。
宮城県漁業協同組合志津川支所戸倉出張所カキ部会の漁業者は、東日本大震災の影響で所有する船、養殖設備を全て失ってしまいました。
漁業協同組合のカキ部会長に就任した後藤さんは、大きな決断をします。新しいカキの生産計画を立て、イカダの数を減らして質の向上を図りました。当初はうまくいかない日々を過ごしていましたが、揺るぎない信念としっかりとした目標の元、次第にカキの品質が良くなり、わかめ部会と協力をしながら漁業協同組合の復興が加速していきます。

3年の共同経営から各個人漁業者の独立を目指し、ASC養殖場認証取得。みんな豊かに、資産を分かち合い、次世代へつなげる目標をかかげます。
結果、所得(収入)の向上、生産性UP、品質UP、コスト削減、働き方改革で労働時間短縮により働き手が増加し、30代が3割超えとなりました。
企業家として、漁業家として、常に変化、進化を目指す。やりがい、仕事の誇り、誰かの役に立つ。仕事のプロフェッショナルを極める。やりたいことを定め、いいものをつくりみんなに喜んでもらう。気候変動(環境)対策をし、生活の質を高める。地域に必要とされ、次の世代へ100年後も安定した利益を確保できる会社へ。

この考え方はどの業種でも当てはまり、とても素晴らしいご報告を聞くことが出来ました。
(レポート/(株)はしもと住宅店 山田 俊嗣)