相双支部ニュース
野馬追の歴史に学ぶ会
相双支部としては22回目となる相馬野馬追の歴史に学ぶ会を開催いたしました。今回は県内各支部やゲストの方々を含め、50名の参加がありました。まずは(株)北洋舎クリーニングの本店前スペースをお借りし、お行列を観覧。支部理事の鈴木清重さんが「○○殿!」と声をかけると、甲冑武者が手を挙げて応じ、周りからは拍手も巻き起こっていました。馬の中には往年の競走馬もおり、有名ソーシャルゲームとのタイアップ効果もあってか、若い観覧者も多く見受けられました。

午後からは雲雀ヶ原催事場に場所を移し、甲冑競馬と神旗争奪戦を観覧。甲冑競馬では、武者が振り落とされる場面もあり、躍動する野生に一同興奮を押さえられませんでした。神旗争奪戦では、何百という武者と馬が、打ち上げられた神旗に群がり、威勢を上げて争奪戦を繰り広げました。我々が観覧した席は、神旗を獲得した武者が本陣まで報告するために駆け上がっていく坂の傍でしたので、喜びの声を上げる武者を間近で見る事ができました。

開催時期が変わって2回目となる野馬追の歴史に学ぶ会でしたが、非常に観覧しやすい環境になったとの声がありました。時代が変わり、伝統行事を取り巻く環境も刻々と変化しています。中には「伝統を変えるべきではない」という声もありますが、それよりも「変えてでも伝統を守りたい」という声の方が大きくなっているように感じます。1000年続く伝統行事、向こう1000年先も受け継いでいきたいものです。
(緑川遼/福島県中小企業家同友会)