須賀川支部 7月例会
家族経営商店 次代への挑戦
~伝統と新技術の融合~
講師 堀江俊介氏 (有) 堀江屋呉服店 専務取締役
合同例会。よく聞く言葉ですが、それは自支部と他支部とのコラボ例会を指す場合が多いと思います。今回須賀川では、同友会と青年会議所青年部(YEG)との合同例会を敢行する運びとなりました。とは言えこの人手不足。両団体に在籍している人や過去YEGに在籍し卒業後は同友会なんて人も多く、当たり前のように互いに顔見知り。
もはやひとつの組織と言っても過言ではなく、余所余所しい空気も皆無。和気藹々と進めることができました。
例会自体は同友会式で。グループ討論はオミットしたものの、YEG側のメンバーにご講話いただきました。 現YEG会長、堀江屋呉服店の堀江専務です。会長自らご講話くださることもあって、我が同友会もYEGの方々もその期待値は最高潮。しっかりとその期待にお応えする堀江会長も流石でした。
堀江屋さんは江戸時代から400年以上も続く老舗中の老舗。時代に沿って業種を変えながら代々受け継がれてきました。米穀商から始まり、現在は学生服や婦人服も取り扱う呉服商。賃貸経営にも手を伸ばし、まさに「歴史は守るが伝統には縛られない」革新的な営み。しかしこの令和、一連のコロナウイルス騒動から始まった不景気は堀江屋さんにも襲いかかりました。新技術であるドローンやIT技術を駆使し新たな事業を模索するも、なかなか難しいようで。それでも挑戦を諦めず、画家でもある奥様と協力してオリジナルTシャツを製作。転ぼうが倒れようが前へ前へと進む姿勢は同友会にも通ずる所がありました。
今回は我が須賀川支部副支部長、米倉さんの仕切り。同氏はYEG会長も歴任しており、まさに両組織の橋渡し役。本会はもちろんのこと、懇親会も取り仕切り、楽しい学びと遊びの時間になりました。
堀江屋さんをはじめ現役YEGの方々、そして米倉さん。お疲れ様&ありがとうございました!
(レポート/(株)マザール 鈴木 健)