須賀川支部1月例会

1月15日(水) 須賀川支部の新春例会と言えば、勿論コレ。【市長を招いての官民懇親例会】であります。

長らく同市の為にご献身いただいた前市長の後任、今や時の人たる大寺現市長をお招きするとあっては支部会員にも力が入ります。と言うのも、懇親とは名ばかりで。毎度の如く支部会員からは鋭い質問が飛び、どうにかコチラのヘソを曲げないように柔らかく柔らかく御回答する市長という図式が定番であり様式美なのです。「え、それ質問しちゃっていいの!?」と思う事もありますが、それだけリアルに、実直に。母たる須賀川市の発展を願っているからに他なりません。かく言う自分も質問を用意して臨みました。自分も須賀川支部では中堅所、そろそろ諸先輩方を押し除け武功を挙げても良いのではと、前夜は遅くまで予行練習に励みました。当日の朝は「大寺市長、ご覚悟めされよ!」と敵将の首を獲らんが如く、正しく”IKUSA”の気分でありました。

 日は例会当日夜、場はサンルート須賀川。いよいよ真打ち、大寺市長のご登場であります。開口一番「どうもどうも!みんな元気~?」と、お召しの背広をアロハシャツと見間違うかの如く軽快さ。まるで緊張などしておらず。物怖じしない方とお見受けはしていましたが… ただならぬ市長の雰囲気に一気に呑まれてしまいました。が、ソレはソレ、コレはコレ。肝は質疑応答の時間だ、まだ慌てる時間じゃない。「市長として今後の須賀川をどうお考えか」前半はそちらをご講演いただきましたが、「単刀直入にも程があるでしょうが!」とツッコみたくなるほど、ズバババ バッサリ問題を斬っていく大寺市長。前市長は力強い姿勢でドカッと構える本田忠勝。現市長は俗世に飽きた傾奇者、前田慶次のようです。全く異なる、否、対照的なアプローチ。これは戦国乱世の予感が…

 言わんこっちゃない。質疑応答では傾(かぶ)いた質問が十重二十重。「あ、それはですね~」ですから市長、回答が直球すぎますて!これ以上は我が身が保ちませぬゆえ!

 と、かなりフットワークが軽い市長だが、頭はキレる。間違いなく。それもそのはず、かつては同市で酒屋を営んでいた元経営者なのです。特に”数字”に関する考え方は我々とも通じるものがあります。手間を惜しまず情報収集、足を使って市のPR、年々予算が縮小され疲弊する同市に外貨をもたらすべく動くその姿勢は、値千金なればこそ。ご自身を須賀川市の社長、とも仰しゃいました。同市を会社と考えれば、確かにそうです。この株、買って損はありません。市長もとい社長が変わって日は浅いですが、自分はそう確信しています。

(レポート/(株)マザール 鈴木 健)

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