田村支部 6月例会
「家業から企業へ」森章史さんの挑戦
~未来へつなぐ架け橋を目指して~
6月例会では、柳沼住建の森章史さんによる第33期経営指針発表が行われました。森さんが大切にしている言葉は「つなぐ」と「笑顔」。人と人をつなぐジョイント役として、お客様や仲間、そして子供たちの笑顔を広げていきたいという温かな想いが、発表の端々から溢れていました。

後継者として日々、将来への不安や葛藤から孤独を感じることもあったという森さん。そんな中、「このままでいいのか」と立ち止まり、思い切って飛び込んだのが経営指針を作る会でした。田村塾での学びを経て、「いい訳をするな。やるか、やらないかだ」という言葉を自身に問いかけ、内藤先輩の姿に背中を押されながら、一歩ずつ自分の道筋を整理していきました。「代表になることがゴールではない。創業者が築いた会社を持続可能にし、大工とお客さんの架け橋となって、大工のカッコよさを世に広めたい」。その瞳には、地元・田村杉を活用し、地産地消で地域に貢献するという力強いビジョンが宿っていました。

発表を聞いた会員からは、「森さんの人間味あふれる葛藤に深く共感した」「『やるか、やらないか』の覚悟に胸を打たれた」といった声が続出。私自身も、森さんの悩む姿に自分を重ねていた時、思わず妻から「悩む前にまずは自分で動いてみたら?」と言われたエピソードを思い出し、ハッとさせられました(笑)。

「家業から企業へ」。ただ進み方がわからず迷っていた森さんは、今、同友会という学び舎で確かな羅針盤を手に入れました。迷いながらも立ち止まらず、仲間と共に前進する森さんの姿は、私たちに大きな勇気を与えてくれます。森さんが描く「笑顔のつながる未来」を、田村支部全員、全力で応援していきましょう。素晴らしい発表、本当にありがとうございました。

(レポート/大越運送(株) 坪井 正広)