BCPはじめの一歩 事業継続力強化計画をつくろう
        

講師 MS&ADインターリスク総研㈱ 上席コンサルタント 四釜研之介
                  コンサルタント 齋藤  章

7 月27 日(水) 先月も行ったBCPについて深掘りする例会、今回は2回目を行いました。我が須賀川支部が誇る保険のプロ中のプロ、㈱プロシードの磯海さん肝煎です。
 実際に起こったケースも教えてもらい、【備え】がいかに企業、ひいては経営を任された人間にとってどれだけ重要かを説いてもらいました。
 BCPとは、何も迅速な業務復帰だけが目的ではありません。人命が最優先。当たり前だろと思うかもしれませんが、そう思うなら備えておかなければなりません。いざ災害発生時、どこに避難すべきかご存知でしょうか。避難経路の事前確認は?応急キットや水の用意は?家に帰れなくなった社員の為に用意は万全か?どうでしょうか、これらを用意していないとなれば、イコール社員の【命】を軽視している事と同じなのです。迅速な業務復帰には、何より社員が息災でなければなりません。災害や事故は容赦などしてくれない以上、こちらも相応の盾を用意すべきなのです。
 確かに今、本当に起こるかどうかも分からない災害に備える前に、業績を戻す必要がある企業がほとんどです。企業が倒れては元も子もありません。
 「強い騎士は盾の扱いが上手い」フランス軍の格言です。攻めるだけでは勝てない戦があるのです。守りのイロハは㈱プロシードまでご連絡を。